インクジェットとレーザープリンターの違い
2017.05.24

寝ている男性現在、一般的に普及しているプリンターは、「インクジェットプリンター」と「レーザープリンター」の2つに大きく分けられます。
印刷方法の違いによるものなのですが、違い、わかりますでしょうか?
ここでは、インクジェットプリンターとレーザープリンターとの違いについて説明します。

・印刷の仕組みが違う
まずはインクジェットプリンターですが、インクをジェット噴射で紙に吹き付けることで印刷しています。
インクが充填されたインクカートリッジをヘッドと呼ばれる装置に取り付けます。
さらにヘッドがレール状の部分を左右に移動しながら、インクをジェット噴射し続けることで、紙全体に印字します。

それに対してレーザープリンターでは、「トナー」という極小の粉を使って印刷します。
どうして粉で印刷できるのか、ちょっと不思議に思われるでしょう。
まずレーザー光線を使って、紙に電気を帯びさせます。これを「帯電」といい、「レーザープリンター」という呼び方は、実はここから来ています。
もちろん、紙全体が帯電する訳ではなく、印刷したい文字や画像の形に帯電させるのです。
そこにトナーを少しずつ撒いて、印刷する像を作る訳です。
もちろん一時的に電気によってトナーがくっついているだけですから、電気がなくなれば、全てトナーは落ちてしまいます。
そこでトナーがまだ紙にくっついているうちに、非常な高温で、トナーと紙とをぎゅっとくっつけるのです。
これを「定着」と言います。
紙にレーザーで帯電させ、トナーをくっつけ、最後にぎゅっと圧着することで印刷する。これがレーザープリンターの仕組みです。

・コストが違う
先ほど説明したように、インクジェットプリンターとレーザープリンターは、印刷の仕組みが大きく違います。
インクジェットプリンターはただインクを吹き付けるだけですので、レーザープリンターに比べれば、仕組みは単純です。
そのため製造コストは、インクジェットプリンターの方が低く抑えることができ、それが製品の価格にも反映されています。
ご家庭用のインクジェットプリンターは、安いものなら一万円台からありますが、オフィスで使用されているプリンターは安くても数万円、デジタル複合機などは本体価格が100万円を超えるものがほとんどです。

・印刷速度が違う
インクジェットプリンターは、印刷するために、インクカートリッジをレールに沿って左右に動かしていかねばならず、一枚印刷するのに時間がかかります。
それに対してレーザープリンターでは、一度「帯電」させて像を作ってしまえば、あとはトナーを圧着させるだけですから、非常に速いスピードで印刷できます。
1分あたり20枚以上印刷できる機種もあるようです。

いかがでしょうか?
手軽で利用できるインクジェットプリンターと、高価ですが高機能なレーザープリンター。違いをよく理解して、うまく使い分けたいものです。

▲ ページトップへ